戻る
曇った空が落ちてくるような
不安だけ持った迷子の僕は
何処に行っても一人ぼっち
見つからない何かを探し続けている
夜風になって君に逢いたいな
妄想するのはよせばいいのに
笑う誰かの声も見過ごして
大人になると言った僕は
瞳に映る世界を誰にも
触れさせはしないのさ
半年かけて作った嘘も
すっかりバレて逃げてきたんだ
倒れた人を起こしてやるような
優しさだけが今は欲しいんだ
腹の中まで見透かして
大人になれと言った君は
優しく光る強さを
誰にも教えてくれないんだろう?
笑う誰かの声も見過ごして
大人になると言った僕は
自分を変える何かをひたすら
探し続けて